公正・安全・安心への取り組み
やさいやくだものは、工業製品と違って需要に応じた注文生産が出来るわけではありません。農家では、その年の需要を見込んで生産しますが、台風被害や冷夏の影響など、天候や自然環境などに収穫量が左右され、とても価格が変わりやすいものです。
品物の取引を素早く行い、なるべく安定した価格形成を心掛け、生産者に利益を、消費者に安く安全な新鮮な食材を届けるのが市場の使命です。
宮崎県青果市場連合会では、平成15年の食品衛生法の改正により、平成18年5月から残留農薬にポジティブリスト制度が導入され、農薬使用基準の遵守を推進するために、防除記録並びに残留分析結果に基づいた農薬の適正使用技術を各農家に対し指導することを目的とした農産物検査事業を行っています。
市場のしくみ相関図
青果市場のお仕事
集荷と分荷 |
卸売業者は、地域一帯から農産物を集め、消費者のニーズにこたえるための安定した集荷を行っています。需要に応じて、日本全国から、また商社を通じて海外からも農産物が集められ、買出人の多様な品揃えに応じた扱いやすい販売単位に分けます。 |
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価格形成 |
売り手と買い手の間で「せり」または「相対売り」によって、取引価格が決まります。自由な競争を通じて、需要と供給の関係が正しく反映した、適切な価格が形成されるようにしていて、また、毎日の価格の変動相場は公開されています。 |
決済 |
買参人から販売代金の回収を行い、生産者に商品代金を支払います。販売の翌日には支払われる短期決済を行っているのも一つの特徴です。 |
情報提供 |
販売先には、産地での収穫量や品質の情報を提供し、また、生産者に対しても、販売価格や販売量、消費者のニーズなどを情報提供しています。 |
宮崎県青果市場連合会
〒880-0834 宮崎市新別府町雀田1185番地
宮崎中央青果内 [Google Mapを開く]
[TEL] 0985-27-8000 [FAX] 0985-27-7775