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だいこん
だいこんとは
原産 | 中央アジアから地中海沿岸にかけて |
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分類 | フクチョウソウ目アブラナ科ダイコン属 |
和名 | ダイコン、大根 |
英名 | Daikon、Japanese radish、Mooli |
学名 | Raphanus sativus L. var. longipinnatus L.H.Bailey |
特性 | 多くの品種があり、根の長さ・太さなどの形状が多様。また皮の色も白以外に赤・緑・紫・黄・黒などがあり、地域によっては白よりも普通である。日本ではほとんどが白い品種で、スズシロ(清白)の別名もこれに基づく。 |
生育適温 | 15℃〜20℃ |
主たる栄養成分 | ビタミンA、B、C、鉄分、リン、カルシウム |
おもな品種 | 桜島だいこん、聖護院、辛味(ねずみ大根)、守口、源助、白首大根、宮重、紅大根(長崎原産の大根)・紅しぐれ(群馬)、 葉だいこん、青首大根 |
出荷時期カレンダー ★は旬、新物の時期
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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おいしいだいこんの見分け方・保存方法
だいこん雑学
ふろふき大根の名前の由来
漢字で書くと「風呂吹き」。「ふろ」は蒸し風呂のことじゃ。
江戸時代より前、大勢で入る蒸し風呂が主流じゃったころ、そこにはお客の体をきれいに流す男がいての。こすって吹いての繰り返しをする仕事で、職業を「風呂吹き」と呼んだのじゃ。体をふうふう吹く様と、熱々の大根をふうふう冷ましながら食べる様が似ておったことから、「ふろふき大根」と命名されたそうじゃぞ。
やってみよう!自家栽培
ダイコンは、「煮てよし、漬けてよし、生でよし」と言われるほど、様々な調理法で食べることができ、日本の野菜のなかでも、毎年トップクラスの生産量を誇ります。初心者でも栽培しやすく、保存もきくので、家庭菜園でも人気の野菜のひとつです。秋まきのダイコンは、比較的簡単に作れるので、挑戦してみましょう!
準備するもの
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だいこんの種、スコップ、たい肥、米ぬか、化成肥料、支柱
畑の中に石や土の塊などがあったりすると、タコ足状態になってしまったり、曲がってしまう原因になります。ダイコン栽培の準備は「大根十耕」といわれ、と にかく深く充分に耕すこと。クワだとそれほど深く掘ることができないので、スコップを使って充分に土を掘り返し、小石や土の塊を取り除きましょう。
種まきと収穫時期
植え付け | 3〜5月(春)、8〜10月(秋) |
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手入れ | 5〜6月(春)、9〜12月(秋) |
収穫 | 6〜7月中旬(春)、11〜12月(秋) |
育て方
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種まき〜間引き
本葉が2枚ほど出はじめたら、1回目の間引きを行います。すじ状に種まきした場合は、半分くらいの株数に、また、1ヵ所に4から5粒ずつまいた場合は、 1ヵ所につき2本に減らします。本葉が7から8枚くらいになってきたら、2度目の間引きを行い、その後2週間くらいで3度目の間引きをします。最終的に、 30cmに1本くらいの間隔になるように調整していきます。 -
収穫
種をまいてから70日程度で収穫ができるようになります。横に広がるように伸びていた葉が立ちあがってきたら、収穫のサインです。葉の中心から花芽が上がってくる(塔がたってくる)と、大根の部分も固くなってしまうので、その前に収穫するようにします
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