イチゴ
2010年12月掲載苺は種のような粒々が本当の果実で、赤い実は果実ではなく「花托(かたく)」といって果実のベッドのような役割をしています。
苺はビタミンCが豊富で、中程度の大きさの苺を7、8粒食べれば、1日の必要量を満たす事ができます。
また、整腸作用を持つ食物繊維ペクチン、体内に蓄積されたナトリウム(塩分)の排出を促し高血圧を予防するカリウム、虫歯予防効果があるキシリトールなど、ビタミン・ミネラルをバランスよく含んでいます。
大根
2010年11月掲載大根で一番多く生産されている青首大根です。
一年中生産されていますが、秋から冬が一番みずみずしく、甘みもあり美味しい時期です。
大根の葉にも栄養が豊富に含まれており、買われる時は葉付きを選ぶと良いでしょう。
しかし、葉付きのまま保存すると水分が蒸発してしまい、大根本体の水分も奪ってしまうので 切り離して保存しましょう。
ゴーヤ
2010年10月掲載ゴーヤ(レイシー)は、昔は苦瓜と呼ばれ苦味があるのであまり食べられていませんでしたが、最近は品種改良などされ食べやすくなっています。
まだまだ残暑厳しいので夏バテ防止に最適です。
栗
2010年9月掲載栗にはビタミンB1・ビタミンCが多く含まれています。他にも成長促進・美容に効果があるビタミンDや、カルシウム・カリウム・鉄分などが含まれています。
栗の渋皮に含まれるタンニンは抗酸化作用があり、ガンの予防に有効と言われています。
栗を選ぶ際は果皮に光沢があってずっしりと重みがあるものを選びましょう。
日南ほたるみかん
2010年8月掲載「日南一号」という品種の極早生みかん。みかんの下の“おしり”が黄色く色づいていて、ホタルのように見えるので、「ほたる」というブランドで呼ばれています。
外見は緑色で、一見、酸っぱそうに見えますが、食べてみると、びっくり! みずみずしい爽やかなおいしい果汁が口の中いっぱいに広がります。
日南の倉永さんのハウスでは、今、真っ盛りの収穫時期を迎えています。珍しいこともあり、お盆の贈答品として好適です。暑い夏の爽やかな風を感じられる、この時期だけの味です。
提供:有限会社日興青果卸売市場
ズッキーニ
2010年7月掲載今回は、見た目はキュウリみたいな、食感はナスのようなカボチャの一種「ズッキーニ」です。メキシコ近辺原産で、近年需要が伸びている夏野菜です。
特にトマトや肉料理にベストマッチ、炒め物、フライ、薄くスライスしてゆがきサラダ。低カロリーなので油を使った料理にも、淡白な味なので何にでもあいます。
簡単レシピとしては、輪切りにしバターで炒めて仕上げに醤油を少々加えると今日の一品となります。
店頭には大量に出回らないので、目を大きくして探してください。
スイートコーン
2010年6月掲載宮崎産のスイートコーンは、甘味が強いという理由から、本年はイエローコーンが多く作付されています。
宮崎市場では、スイートコーンの最盛期に(本年は5月22日から6月12日まで)新鮮な物を消費者に届ける為、朝収穫(日が昇る前)されたものを、午後せり(14時競売開始)で販売しています。
スイートコーンの栄養は、糖度が高く、高カロリーでリン、鉄、カルシウム、ビタミンB2、ナイアシンが多く含まれていますが、必須アミノ酸はほとんど含まれていない特徴があります。
いんげん豆
2010年5月掲載原産地は中央アメリカで、日本へは、江戸時代に隠元禅師によって伝えられたといわれています。
緑が濃く細めでみずみずしいものが良く、ポキンと折れて筋が残らないものが良い。 保存方法は、温度管理が大切で7℃で保存すると14日程度保存できる。
ビタミンB1、B2、たんぱく質など、炭水化物と繊維質に富み、お浸しや煮物にしても良く、サラダ、バター炒め、揚げ物、ゴマ和え、すだれ焼きなど沢山の美味しい料理ができます。
たけのこ
2010年4月掲載“たけのこ”は、春の味覚を代表する食材です。
“たけのこ”の種類はたくさんありますが、一般的な食用たけのこは、孟宗竹(もうそうちく)の若芽のことをいいます。
生のまま置いておくと固くなり、えぐみが増します。保存する場合は必ず下ゆでしてあく抜きをして下さい。食物繊維が多いので冷凍保存には向きません。
栄養成分はタンパク質が豊富でビタミンB1、B2、ミネラルを含みます。うまみ成分はグルタミン酸やチロシン・アスパラギン酸などによるもので、”ゆでたけのこ”の白い粒々はチロシンで人体に害はありません。
食物繊維が多く、便秘の予防や解消、コレステロールの排出にも効果があり、しかも低カロリーなのでダイエット食品に向いて います。また、アスパラギン酸は、疲労回復にも効果があります。
ほうれん草
2010年3月掲載ほうれん草は、アジアやペルシア地方で最初に栽培されたのではないかと考えられています。
ビタミンや鉄分などのミネラルが豊富で、冬の方が味がよく、栄養価も高くなるそうです。霜にあたると甘味が増すので、収穫前に冷温にさらす寒締めと呼ばれる行為も行われたりしていますね。
ほうれん草は、葉からどんどん水分が蒸発してしおれやすいのでぬれた新聞紙にくるんで保管するのが良いそうですよ!
胡麻和えやおひたし、バター炒めなど、ほうれん草を美味しく食べて、貧血を予防しましょう!
空飛ぶ新玉ねぎ
2010年2月掲載延岡地区の空飛ぶ新玉ねぎは、品種はトップゴールドと言い、JA延岡からの出荷でA品のM玉以上でないと、空飛ぶ新玉ねぎとは言いません。
同じ畑で収穫されても、JA延岡に出さない限り空飛ぶ新玉ねぎではありません。
日本一の超早出し新玉ねぎである空飛ぶ玉ねぎは、玉ねぎ特有の辛味及び刺激臭が少ないため生食用に適し、他の葉付き玉ねぎより柔らかく、甘みがあるのが特徴です。
茎と葉はすき焼きや、鍋、湯がいて酢みそなどでどうぞ。
美味しい上に健康にもよい空飛ぶ新玉ねぎを是非ご賞味ください。
割り干し大根
2010年1月掲載割り干し大根は、青首大根を1センチ弱ぐらいの厚さにスライスして、烏賊の足のように割いたのを、天日干しにして乾燥させ作ります。
特に、天気の良い西風の強い日に干したものほど、良い割り干し大根になります。
地元では別名イカン手(烏賊の手)とも言います。煮付けにすると美味しいです。
宮崎県青果市場連合会
〒880-0834 宮崎市新別府町雀田1185番地
宮崎中央青果内 [Google Mapを開く]
[TEL] 0985-27-8000 [FAX] 0985-27-7775